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2019年02月22日
2月22日の記事
最近読んだ本をご紹介致します。
以前このブログでも紹介した「サピエンス全史」の著者の新作で、
「ホモ・デウス」をやっと読み終わりました。

これから最も多くの技術と資金が投入されるであろう不老不死への
挑戦とそれに伴うAI等の発展により、これまで揺るがぬ価値観で
あった人間至上主義と自然主義の終焉を予測しています。
人間はホモ・サピエンスからデウス=神の領域へ踏み込み、
ホモ・デウスという種類へ、限られた人だけがグレードアップし
覆せないほどの格差がつく可能性にも言及しています。

「夢十夜」は夏目漱石の短編集で、その名の通り10篇の夢の話が書かれています。
特に第一夜、無くなった恋人と約束した通り100年そのお墓の前で待ち続ける男の
話は、日本文学史上最も美しい文章だという評価もあるほどで、自分も最近初めて
読んだのですがお勧めです。

「ヒルビリーエレジー」は2016年にアメリカで発表された作品で、
トランプ大統領を支持する層とはどんな人たちなのか?
それを紐解く手助けにもなるような印象を受けました。
自身もその家族も「ヒルビリー」=田舎者を自認する著者は、学者でもなければ
大企業のCEOでもなく、黒人やヒスパニック系の移民より厭世的な白人労働者の
一人です。自分の故郷で自分の周囲で起きる出来事がつぶさに描かれ、
白人ですら絶望しているアメリカの直面する問題について考えさせられます。
富士店 葉田
以前このブログでも紹介した「サピエンス全史」の著者の新作で、
「ホモ・デウス」をやっと読み終わりました。

これから最も多くの技術と資金が投入されるであろう不老不死への
挑戦とそれに伴うAI等の発展により、これまで揺るがぬ価値観で
あった人間至上主義と自然主義の終焉を予測しています。
人間はホモ・サピエンスからデウス=神の領域へ踏み込み、
ホモ・デウスという種類へ、限られた人だけがグレードアップし
覆せないほどの格差がつく可能性にも言及しています。

「夢十夜」は夏目漱石の短編集で、その名の通り10篇の夢の話が書かれています。
特に第一夜、無くなった恋人と約束した通り100年そのお墓の前で待ち続ける男の
話は、日本文学史上最も美しい文章だという評価もあるほどで、自分も最近初めて
読んだのですがお勧めです。

「ヒルビリーエレジー」は2016年にアメリカで発表された作品で、
トランプ大統領を支持する層とはどんな人たちなのか?
それを紐解く手助けにもなるような印象を受けました。
自身もその家族も「ヒルビリー」=田舎者を自認する著者は、学者でもなければ
大企業のCEOでもなく、黒人やヒスパニック系の移民より厭世的な白人労働者の
一人です。自分の故郷で自分の周囲で起きる出来事がつぶさに描かれ、
白人ですら絶望しているアメリカの直面する問題について考えさせられます。
富士店 葉田
Posted by ヤギモク社員ブログ at 12:01│Comments(0)
│日常のこと