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2019年01月18日
1月18日の記事
遅くなりましたが明けましておめでとうございます、本年も宜しくお願い致します。
本日は以前読んだ本についてご紹介させて頂きます。

「サピエンス全史」は以前大変話題になっており、しばらく経ってから手に取り、
とても興味深く読むことのできた作品でした。最近「ホモ・デウス」という新作も出版され、
こちらも大変面白い内容です。
「サピエンス全史」で書かれていたのは、人間が他の哺乳類等と比較してこれだけ繁栄したのは、
目に見えない存在を不特定多数が共有し信じることができたからだという説でした。
確かに現在も私たちは、法律や貨幣の価値や大企業の存在を目に見えずとも信頼しており、
それが社会の基盤を成しているなあと深く感心させられました。

「銃・病原菌・鉄」も同じように人間がどのように進化して来たかを紐解いていく内容ですが、
この中でなぜヨーロッパとアフリカでは文明の進み具合でこれほどの差がついたのかを、
考察しています。世界最古の文明がその後優位性を保つことができなかったのはなぜか、
大陸の形や自生する野生の動植物、文字の成り立ちなど様々な視点から解き明かしていきます。

「フェルマーの最終定理」は実際の数学界における話で、
「3 以上の自然数 n について、xn + yn = zn となる自然数の組 (x, y, z) は存在しない」
という予想を、360年後に証明するまでの学者の奮闘を描いた作品でした。
私自身が学生時代数学が苦手だったので、数式がたくさん出てくる箇所は非常に苦労して
読んだのですが、この中である学者が唱えていた「世の中の全ては数で表せる」という考えは
学生時代にたどり着いていたらもしかしたらもっと数学を楽しめていたのかなと思いました。
今年は本もたくさん読んでいきたいと思いますので、またご紹介させていただきます。
富士店 葉田
本日は以前読んだ本についてご紹介させて頂きます。

「サピエンス全史」は以前大変話題になっており、しばらく経ってから手に取り、
とても興味深く読むことのできた作品でした。最近「ホモ・デウス」という新作も出版され、
こちらも大変面白い内容です。
「サピエンス全史」で書かれていたのは、人間が他の哺乳類等と比較してこれだけ繁栄したのは、
目に見えない存在を不特定多数が共有し信じることができたからだという説でした。
確かに現在も私たちは、法律や貨幣の価値や大企業の存在を目に見えずとも信頼しており、
それが社会の基盤を成しているなあと深く感心させられました。

「銃・病原菌・鉄」も同じように人間がどのように進化して来たかを紐解いていく内容ですが、
この中でなぜヨーロッパとアフリカでは文明の進み具合でこれほどの差がついたのかを、
考察しています。世界最古の文明がその後優位性を保つことができなかったのはなぜか、
大陸の形や自生する野生の動植物、文字の成り立ちなど様々な視点から解き明かしていきます。

「フェルマーの最終定理」は実際の数学界における話で、
「3 以上の自然数 n について、xn + yn = zn となる自然数の組 (x, y, z) は存在しない」
という予想を、360年後に証明するまでの学者の奮闘を描いた作品でした。
私自身が学生時代数学が苦手だったので、数式がたくさん出てくる箇所は非常に苦労して
読んだのですが、この中である学者が唱えていた「世の中の全ては数で表せる」という考えは
学生時代にたどり着いていたらもしかしたらもっと数学を楽しめていたのかなと思いました。
今年は本もたくさん読んでいきたいと思いますので、またご紹介させていただきます。
富士店 葉田